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【加計学園問題】前川喜平氏「安倍首相をかばう虚偽答弁だ」 柳瀬氏参考人招致めぐりコメント

【加計学園問題】前川喜平氏「安倍首相をかばう虚偽答弁だ」 柳瀬氏参考人招致めぐりコメント

  文部科学省前事務次官の前川喜平氏(63)は11日、学校法人「加計学園」の獣医学部新設をめぐり、国会で10日に実施された参考人招致での柳瀬唯夫元首相秘書官の答弁について、代理人弁護士を通じて報道機関にコメントを出した。 柳瀬氏が学園関係者との面会を首相に報告したことは「一切ない」とした点について、前川氏は「最も不自然な部分」と主張。「安倍首相をかばうための虚偽答弁だと考えざるを得ない」と結んでいる。 全文は以下の通り。 ◇ 【愛媛県文書の信憑性が高まった】 先月存在が明らかとなった愛媛県文書は、面談の内容が具体的に記述されており、愛媛県職員に事実を曲げる理由は全くないことから、もともとその信憑性は極めて高いものでした。昨日の柳瀬氏の答弁は、愛媛県文書に対する反証には全くなっておらず、愛媛県文書の信憑性はさらに高まりました。 特に、2015年4月2日以前に安倍首相が加計理事長と会食し、下村元文科大臣が加計学園に出した課題への回答がないとの話をした旨の愛媛県文書の記載について、柳瀬氏は「記憶がない」と言うだけで何らの反証もしていません。したがって、この記載は事実と推定され、2017年1月20日まで加計学園の獣医学部新設計画を知らなかったという、これまでの安倍首相の答弁は虚偽答弁だったことになります。 【「加計ありき」が明らかになった】 柳瀬氏は、2015年4月2日だけでなく、2〜3月ごろから6月にかけて都合3回、首相官邸において加計学園関係者と面会したと答弁しました。そして、1回目から国家戦略特区の話になったこと、3回目には国家戦略特区で提案するとの報告を受けたことを明らかにしました。 加えて、加戸前愛媛県知事は、「4月2日の会合で国家戦略特区のアドバイスをいただいたことが、獣医学部の認可に結果としてつながった点で、私は感謝申し上げたい」と答弁しました。これによっても、4月2日の会合で加計学園に対し国家戦略特区を使うよう助言があったことがわかります。 これらの答弁から、2015年4月2日の時点ですでに「加計ありき」だったことが明らかになりました。 【「首相に報告しなかった」は極めて不自然】 柳瀬氏の答弁には不自然な点が多くありましたが、中でも最も不自然な部分は、同氏が加計学園と3回面会し、国家戦略特区で提案するとの報告を受けておきながら、「総理に対して報告したことも指示を受けたことも一切ありません」と主張した点です。これは、秘書官の職務遂行上あり得ないことであり、安倍首相をかばうための虚偽答弁だと考えざるを得ません。

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