アーセナルOBヴィエラ、主将剥奪のジャカを擁護「彼を気の毒に思う」
オーストラリアの森林火災、シドニー郊外まで火の手迫る
中日・加藤代表 保留の祖父江とは継続的な登板数で「考え方に差」 44試合に登板もダウン提示か
メッシ&スアレスの“世紀のトリックPK”。友情と遊び心が極上の連係へと昇華
選手と実業家の顔を併せ持つピケ「時間が足りず4~5時間しか寝ていない」
「失敗」に終わった2019年ヤンキース。今オフはゲリット・コールを獲得して再び世界一を狙う?
国士舘18年ぶり秋東京2連覇 サイドスローが帝京完封
ジョコビッチ、これまでのツアー最終戦戦績。今年はナダルと年末1位も争う
「アーセナルでの仕事は高く評価しているが…」バイエルン監督就任にウェンゲルが興味? CEOは接触を認める
【スーパーGT】23号車ニスモGT-R、最終戦は悔しい8位。ロニー・クインタレッリ「僕たちには足りない部分がある」
スラビアGK、バルサ守護神の言葉に「鳥肌が立った」一方で…メッシらの対応に「悲しかったよ」

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【美土路の見どころ】 ラグビーの可能性示した南アフリカ = W杯日本大会を振り返って

【美土路の見どころ】 ラグビーの可能性示した南アフリカ = W杯日本大会を振り返って

  日本の躍進に国中が沸き、南アフリカの優勝に多くの人が感動した。ラグビーW杯日本大会は、スポーツに何ができるのかを示した大会となった。 ラグビーのワールドカップ(W杯)日本大会で12年ぶり3度目の優勝を果たしたスプリングボクス(南アフリカ代表チームの愛称)の第一陣が、5日午後(日本時間6日未明)にヨハネスブルクの空港に降り立ち、何千人もの国民の熱烈な出迎えを受けた。 今大会では、様々なバックグラウンドを持つ選手が「ONE TEAM」となって戦った日本代表チームの快進撃が「おとぎ話」に例えられた。 ヨハネスブルク国際空港には、南アフリカ代表選手の帰国を待ち受ける多くのサポーターが詰めかけた しかし南アフリカ代表チームは、アパルトヘイト(人種隔離)政策という重い過去に今も苦しむ国民をスポーツで一つにするという、より壮大なおとぎ話を完結させた。 南アフリカのための大会 開幕前に一番注目されたのは、オールブラックス(ニュージーランド代表チームの愛称)が3連覇を達成できるかどうか、だった。 ところが始まってみると、1次リーグ4戦全勝で史上初の決勝トーナメントに進んだ日本代表チームと、おもてなしの心を大いに発揮した日本という国が一躍主役の座を独占した。 日本が敗退すると、見事な戦いぶりでオールブラックスを下したイングランドが主役に躍り出たかに見えた。 しかし、終わってみれば、国民の期待を背負って戦ったスプリングボクスのための大会だった。 「母国のために戦った」 個人的な思い出になってしまうが、私は1995年に南アフリカが自国開催のW杯で初出場、初優勝を果たすのを、朝日新聞のラグビー担当記者として現地で取材した。 背番号「6」のスプリングボクスのジャージーを着たネルソン・マンデラ大統領が、同じ背番号をつけたユグノーの末裔(まつえい)の白人キャプテン、フランソワ・ピーナールにウェブ・エリス・カップを手渡す瞬間を現地で目撃した。 それだけに、24年の時を経て、スプリングボクス初の黒人キャプテン、シヤ・コリシが同じ背番号「6」をつけて国民の統合のシンボルになったことが、実に感慨深い。 ...

【ラグビーW杯】 黒人主将チームの優勝は「大きな意義」 南ア元主将が賛辞

【ラグビーW杯】 黒人主将チームの優勝は「大きな意義」 南ア元主将が賛辞

  「今回の優勝は、1995年の初優勝を超える大きな意味がある」。ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会における南アフリカの優勝を、初優勝時の主将だったフランソワ・ピーナール氏はそう評する。 南アフリカは1995年、地元開催のW杯を初制覇した。表彰式では当時のネルソン・マンデラ大統領が、優勝トロフィーの「ウィリアム・ウェブ・エリス・カップ」をピーナール主将に手渡した。 人種隔離政策アパルトヘイトの歴史を経た南アフリカにとって、初の黒人大統領が代表チームの優勝をたたえるのは、歴史的な瞬間となった。 1995年の南アフリカ大会では、前年に大統領に就任したマンデラ氏(左)がピーナール主将に優勝トロフィーを授与した しかし、ピーナール氏は、「今回のほうが大きい」と言う。 「完全に変化を遂げたチームを、南アフリカの5800万人、あらゆる人種の国民がみんな緑色の服を着て見ていた。私の時代には起こり得なかったことだ」 かつては敵チームを応援 人種差別により、黒人が公的施設や社会的機会から排除されていたアパルトヘイトの時代、多くの南アフリカ国民がラグビーは少数派の白人のスポーツだと思っていた。 南アフリカは国際的に非難され、ラグビー代表チームのスプリングボクスは国際大会への出場が限られた。出場が認められた数少ない機会でも、国民の多数を占める黒人は、敵チームを応援することが多かったという。 しかし南アフリカが2日、横浜でイングランドを下し、3度目の優勝を果たしたときは、南アフリカ全土が歓喜に沸いた。代表チームを率いたのは、黒人のシヤ・コリシ主将だ。 ヨハネスブルクのネルソン・マンデラ広場で南アフリカ代表の優勝を喜ぶサポーターたち ...

【ラグビーW杯】 南アフリカ、3回目の優勝 イングランドは及ばず

【ラグビーW杯】 南アフリカ、3回目の優勝 イングランドは及ばず

  ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は2日、決勝があり、南アフリカ(世界3位)が王座を獲得した。イングランド(同1位)と横浜国際総合競技場(横浜市)で対決し、32-12で勝利した。 南アフリカの優勝は2007年以来、3大会ぶり3回目。最多優勝回数でニュージーランドに並んだ。決勝の勝率10割は南アフリカだけ。 イングランドは4大会ぶり2回目の王座を狙ったが及ばなかった。決勝で敗れたのは3回目で、最多のフランスとタイとなった。 初の黒人主将が優勝杯を高々と 閉会式で南アフリカのシヤ・コリシ主将が優勝トロフィー「ウェブ・エリス・カップ」を両手で高々と掲げると、チームとサポーターは歓喜に沸いた。 これで44日間にわたった日本大会は幕を閉じた。次のW杯は2023年にフランスで開催される。 試合が終了し、喜びを全身で表す南アフリカの選手と、肩を落とすイングランドの選手予想ではイングランド 下馬評ではイングランドの勝利を予想する声が多かった。 イングランドは優勝候補筆頭だったニュージーランドを準決勝で倒し、勢いに乗っていた。台風の影響で、1試合を免除されたことからも、有利が指摘されていた。 試合内容については、勝負に徹したロースコアの争いになり、キックを駆使した激しい肉弾戦が見られるだろうと言われていた。 序盤はその通りの展開となった。ただし先手を取ったのは、有利とみられていたイングランドはなく、南アフリカだった。 先取点は南ア 南アフリカのSOハンドレ・ポラードは、前半2分にペナルティゴールに失敗。しかし前半9分、ゴール正面からのキックは成功させ、南アフリカが3−0とリードした。 一方のイングランドは、守備で後手に回っただけでなく、攻撃でもリズムがかみ合わない。 パスのタイミングが合わない場面さえあった。イングランドがこのような姿を見せるのは、今大会初めてだった。 ...

【ラグビーW杯】 ニュージーランドが3位に ウェールズを6トライで倒す

【ラグビーW杯】 ニュージーランドが3位に ウェールズを6トライで倒す

  ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は1日、東京スタジアム(東京都調布市)で3位決定戦があり、ニュージーランド(世界3位)が6トライを奪って40-17でウェールズ(同4位)を突き放して勝利した。 この敗戦を最後に、ウェールズのウォーレン・ガトランド監督は、代表チームでの12年間に幕を下ろした。一方、ニュージーランドのスティーヴ・ハンセン監督は3位を確保し、勝利でオールブラックス(ニュージーランド代表の愛称)に別れを告げた。 ニュージーランドはWTBベン・スミスが2トライを挙げたほか、PRジョウ・ムーディー、FBボウデン・バレット、CTBライアン・クロティ、SOリッチー・モウンガもトライラインを越えた。ウェールズはFBハラム・エイモスとWTBジョシュ・アダムズがトライを奪った。 連勝(と連敗)止まらず ニュージーランドは相手を上回る容赦のないプレーを披露した。ウェールズは地域獲得率、ボール保持率ともに61パーセントという優位を生かせなかった。ウェールズのディフェンスコーチ、ショーン・エドワーズは30以上のミスタックルがあったことを不満に思うだろう。 ウェールズは2011年大会に続いて4位で大会を終え、1987年大会の3位が過去最高成績となっている。ウェールズのオールブラックス戦連敗は66年間続いている。 これでオールブラックスはウェールズに対して31連勝となった。 感傷的な試合 ウェールズ、ニュージーランドともに決勝を戦いたかったところだが、準決勝でそれぞれ南アフリカとイングランドに敗れたことで彼らの夢は潰えた。このため、東京スタジアムでの試合は、3位のメダルを争う戦いよりも去りゆく人への感傷が多くを占める一戦になった。 ニュージーランドのハンセン監督(左)とウェールズのガトランド監督 ウェールズのガトランド監督は12年間務めたポジションを、この試合を最後に退任する。任期中、シックスネイションズ(欧州6代表対抗戦)で2度のグランドスラム(全勝優勝)を含む4度の優勝と、W杯で2回の準決勝進出に導いた。 一方、ハンセン監督はニュージーランドが優勝した2011年W杯の後、グラハム・ヘンリー監督の後を継いでアシスタントコーチから昇格。4年後の大会でオールブラックスを連覇に導いた。 続出した負傷選手 中5日の試合となったウェールズは、31人の選手中出場可能は26人だけで、敗れた南アフリカ戦から9人を入れ替えた。 そのうち何人かの入れ替えは負傷によるもので、ジョージ・ノース、リー・ハーフペニー、アーロン・ウェインライト、トーマス・フランシスがリアム・ウィリアムズ、ジョシュ・ナヴィディ、コーリー・ヒルとともに欠場した。 ...

【美土路の見どころ】 意表つく「ハカ」への向き合い方 3位決定戦ではいかに

【美土路の見どころ】 意表つく「ハカ」への向き合い方 3位決定戦ではいかに

  ニュージーランド代表と対戦するチームがまず直面するのが、伝統的な踊り「ハカ」だ。今大会はこれまでにない向き合い方もみられ、ハカをめぐる議論が起きている。 開催国日本のファンが自国以外の国歌も覚えて歌うという新しい応援スタイルが話題を呼んだラグビーワールドカップ(W杯)日本大会は、1880年代からオールブラックス(ニュージーランド代表の愛称)が試合前に行ってきたハカという伝統の在り方について改めて考えるきっかけにもなった。 準決勝で選手がV字形を作ってハカに対抗したイングランドは、国際統括団体のワールドラグビーから罰金を科せられた。 字に隊形を組んだイングランドは、何人かの選手がハーフウェイラインを越えていた これは、ハカのような文化的挑戦を受けるチームはハーフウェイラインを越えてはいけないという大会規則に一部の選手が反したことに対する処分。2011年W杯決勝でハーフウェイラインを越えてハカに迫ったフランスにも、同様の処分が下っている。 フランス(白のジャージー)は2011年W杯決勝で、ハーフウェイラインを越えてハカに迫ったV字形に賞賛の声 一方、通常の横1列ではなくV字形に並んで挑戦し返したイングランドの行為自体は、ニュージーランドでも肯定的に受け止められている。 オールブラックスのスティーヴ・ハンセン監督が「ハカは挑戦であり、受けて立たなくてはならない。(イングランドの対抗策は)見事で独創的でもあった」と話し、ニュージーランド人のウェールズ監督、ウォーレン・ガトランドも「すべてのチームはハカに対抗することができる。イングランドは背中を向けたりせず、ハカに敬意を持って受けて立った」とコメント。 英ガーディアン紙の「ニュージーランド人がイングランドのハカへの対応を賞賛」と題した記事によると、ニュージーランドの多くのハカの専門家が、イングランドの行為はマオリ文化を冒涜するものではないと見ているという。 [caption id="" ...

【ラグビーW杯】 泥こそすべて 日本で生まれた新たなラグビー

【ラグビーW杯】 泥こそすべて 日本で生まれた新たなラグビー

  日本で誕生したばかりのあるスポーツが、あらゆる人を魅了している。子供たちはキャッキャと声を上げ、プロのラグビー選手も夢中で楽しむ。汚れずにプレーすることが不可能なスポーツとは――。 それは「田んぼラグビー」だ。選手は田んぼの中をバシャバシャと走りまわる。水泳ゴーグルがラグビーのスカルキャップ代わりだ。 ノンコンタクトスポーツの田んぼラグビーにタックルはない。あらゆる年齢の男女が、苗を植える前の水田で対戦する。 1トライで2点獲得できる。巨大な水溜りに体ごと飛び込む楽しさも、もれなく付いてくる。 11月2日に閉幕するラグビーワールドカップのおかげで、日本では今年、ラグビー熱が最高潮に達した。一方、田んぼラグビーは2015年の誕生以来、着実にファンを増やしている。 地域活性化 田んぼラグビーは2015年、京都府福知山市で誕生した。台風の影響で水害を受けた地域を、住民らがラグビーで活性化しようとしたのが始まりだったという。 次第に、福知山市から約80キロ東にある福井県小浜市へと広がった。そして、遠く離れた茨城県龍ヶ崎市に。同市の女性農家がソーシャルメディアで泥風呂状態の田んぼラグビーを知り、面白そうだと感じたのがきっかけだった。 共同通信によると、今年国内では、7月のシーズン開幕以降、15試合ほど行われたという。悪くない数字だ。田んぼラグビーの試合ができるのは、5月から8月ごろに限定されるからだ。 田んぼラグビーをする人の数は今年、50%増加したという 田んぼが悪天候による浸水被害を受けていない今も、農家がなぜ水を張って田んぼラグビーの準備をしているのか、疑問に思うかもしれない。その答えはどうやら、稲は湛水土壌でよく育つことにあるようだ。そのため、あえて水を張って田んぼを管理することが多いという。 トップリーグ所属選手も参加 ジャパンラグビー・トップリーグ所属の選手も、田んぼラグビーにはまっている。同トップリーグに所属しているのはすべて企業チームで、農機メーカーのクボタの「クボタスピアーズ」もその1つ。 クボタは、陽気な交流会のために一流選手を地方へ送り込むことで、ブランドイメージにつながるかもしれないと考えたのかもしれない。選手が田んぼラグビーの試合をどれだけ好きになるかは想定していなかっただろう。 全国有数の米どころの千葉県に本拠地を構えるクボタスピアーズのロック、新関世志輝選手は、これまでにトーナメントに4度出場した。田んぼラグビー発祥の地の福知山市でもプレーしたことがある。新関選手のチームは、出場試合の約半分で勝利を収めたという。 ...

【ラグビーW杯】 ハカにV字で対抗のイングランドに罰金  敵陣に入る違反

【ラグビーW杯】 ハカにV字で対抗のイングランドに罰金  敵陣に入る違反

  ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会の決勝に進出したイングランドは、準決勝でニュージーランドのハカにV字形をつくって向き合った際に敵陣に入り込んだとして、2000ポンド(約28万円)の罰金の支払いが命じられた。 ラグビーの統括団体ワールドラグビーは、対戦相手が試合前に踊りなどで「挑戦」してくる際には、選手たちは自陣にとどまるよう規定している。 26日の準決勝では、イングランド選手の一部がハーフウェイラインを越え、ハカを披露しようとするニュージーランド陣営に入っていた。 主将リードを先頭に矢尻形に陣形を整えたニュージーランドに対し、イングランドはV字形で向き合った 主審のナイジェル・オウエンスら審判団は、それらの選手に自陣に戻るよう指示した。 試合はイングランドが19-7でニュージーランドに勝利。11月2日の決勝で、南アフリカと対戦する。 イングランドの主将ファレル(中央)はニュージーランドのハカの最中、笑みを浮かべているように見えたフランスも2011年に ワールドラグビーは今回の処分について、イングランドは「文化的な挑戦行動に関する」規則に違反したと説明した。 W杯におけるそうした違反は、今回が初めてではない。 2011年ニュージーランド大会の決勝では、試合前にハカを踊るニュージーランドの選手たちに向かって、フランスの選手たちが矢尻形に隊形を組んで前進した。 [caption ...

【ラグビーW杯】 ハリー英王子も横浜で観戦へ イングランド対南アフリカの決勝戦

【ラグビーW杯】 ハリー英王子も横浜で観戦へ イングランド対南アフリカの決勝戦

  英王室は28日、11月2日に横浜で行われるラグビーワールドカップ(W杯)の決勝戦(イングランド対南アフリカ)を、サセックス公爵ハリー王子が現地で観戦すると発表した。ハリー王子は、イングランドのラグビー・フットボール・ユニオン(ラグビー協会)のパトロン。 ハリー王子はシドニーで行われた2003年W杯で、イングランドの優勝を現地で観戦した。前回2015年W杯では、ロンドン郊外トゥイッケナム競技場で、優勝したニュージーランド代表のリッチー・マコウ主将に、優勝杯のウェブ・エリス・カップを贈呈している。 2003年以来の優勝を狙うイングランドは26日の準決勝で、大会3連覇を狙ったニュージーランドを19-7で破り、決勝進出を決めた。イングランドの決勝進出は、2007年以来。 兄のケンブリッジ公爵ウィリアム王子は、ウェールズ・ラグビー協会のパトロンになっている。 今回のW杯で初めて決勝トーナメントに進出したウェールズ代表は、27日の準決勝で南アフリカ相手に16-19で惜敗した。 両王子の父で、日本の天皇陛下の即位の儀式のために訪日したチャールズ皇太子は、翌日の23日に、準決勝を控えたウェールズ代表を表敬していた。

【ラグビーW杯】 NZのハカに「V字」で対抗 イングランドの意図は

【ラグビーW杯】 NZのハカに「V字」で対抗 イングランドの意図は

  ラグビーのニュージーランド代表の踊り「ハカ」は、迫力ある身振りと表情で知られる。26日のワールドカップ(W杯)日本大会の準決勝では、そのハカに、対戦相手イングランドが前例のない受け止め方を見せた。 ニュージーランド・マオリ族の伝統の踊りハカに対しては、相手チームは肩を組んで横一線に並んで見るのが通例だ。 主将リードを先頭に矢尻形に陣形を整えたニュージーランドに対し、イングランドはV字形で向き合った しかしこの日は、両チームのアンセム(応援歌)斉唱が終わり、黒のジャージーに身を包んだオールブラックス(ニュージーランド代表)がハカのために逆三角形に陣形を整え出すと、白のジャージーのイングランドはV字型に広がって向き合った。 主将が笑みを浮かべる イングランド主将のオウエン・ファレルは、ハカの最中、笑みを浮かべているように見えた。 「相手がこちらにかかって来るときに、ただ一列に並んで立っていたくはなかった」とファレルは試合後のインタビューで語った。 ニュージーランドに、好きなようにはさせないという意思を伝える意味があったという。 この日の対決は、イングランドが19-7でニュージーランドに勝利した。 NZ陣営に踏み込む選手も 異例の隊形でハカに向き合ったイングランドに、主審のナイジェル・オウエンスが注意する一幕もあった。 ハーフラインを越えてニュージーランド側に入り込んでいたイングランドの選手の一部を、自陣に戻るように命じたのだった。 ラグビーの統括団体ワールドラグビーは、試合前に踊りなどを見せる際、各チームが自陣から出ることを禁じている。 [caption id="" ...

【美土路の見どころ】 変わってきた日本人の「代表選手」観 国籍より大事なもの

【美土路の見どころ】 変わってきた日本人の「代表選手」観 国籍より大事なもの

  ラグビーワールドカップ(W杯)の代表チームは、国外出身選手も活躍している点で特徴的だ。違和感が支配的だった日本では、自国チームの躍進をきっかけに、人々の見方が変わってきている。 W杯日本大会で史上初の決勝トーナメント進出を果たした日本代表が、菊池寛賞を追加受賞することになった。 日本文学振興会は「今年日本で開かれたラグビーワールドカップにおいて、史上初の決勝トーナメント進出を果たす。様々な国から来た選手たちが『ONE TEAM』となり強豪国を破る姿は、日本中に勇気を与えた」と説明。 ついこの前まで、「ラグビー日本代表はガイジンばかり」と揶揄されていたのとは隔世の感がある授賞理由だ。 3年住めば代表資格 国籍はラグビーの代表選手資格の必須要件ではない。国際統括団体のワールドラグビーが定める代表選手資格の規定は、「その国・地域生まれ」、「両親か祖父母の1人がその国・地域生まれ」、「3年以上継続してその国・地域に居住」のいずれかを満たせば良いというユニークな内容だ。 ラグビーは英国発祥で英連邦諸国を中心に発展してきた。連邦内で人が移動する中、ニュージーランド、オーストラリアなど移住先でもプレーすることで競技が広がり、移住者が現地の代表として試合に出場できるようにするために、こうしたルールが定められたと言われている。 だから、国外出身選手がいるのは日本だけではない。日本戦に先発したアイルランドのナンバー8、CJ・スタンダーは南アフリカ出身で南アのU18、U20代表の経験があり、スコットランドは他国・地域生まれながら祖父母の世代の出生地で代表資格を得た選手が7人もいる。 イングランドのCTBマヌ・トゥイランギ(ボールを持った選手)はサモア生まれだ躍進で見方に変化 「ラグビー日本代表はガイジンばかり」という口さがない批判に対して、ラグビーライターやラグビージャーナリストは規定や歴史的経緯などを説明して反論してきた。 しかし、その反論は長く社会にまったく受け入れられなかった。当然だろう。ラグビー界という狭い村の中の理屈を外の社会にいくら主張しても、理解を得られるわけがなかった。 日本代表を見る社会の目が大きく変わるきっかけが、2015年W杯での躍進だった。 「勝てば官軍」の要素に加えて、報道量が激増したことで、各選手の人となりが広く知られるようになった。それまでは片仮名の名前の「ガイジン」の1人だった選手が、例えば、大阪をこよなく愛して関西弁を使いこなすトンプソンルークという1人の人間として知られるようになったことで、外国出身選手への理解や共感が大きく広がった。 今大会は国内開催とあって、大会前から選手の人物像に迫る、さらに膨大な量のニュースが流れた。私の古巣の朝日新聞も、英国の新聞のような技術や戦術の解説はほとんどなく、選手の人情話が中心だ。 ...

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アーセナルで信頼回復目指す前主将。ファンの反応には不満も「このチームにふさわしいことを証明したい」

  アーセナルのMFグラニト・ジャカは、再びアーセナルで輝きたいと考えている。スイス『ブリック』に対する発言を英『スカイ・スポーツ』などが伝えた。 ジャカは先月27日に行われたクリスタル・パレス戦での態度が問題になった。交代を命じられてホームのファンからブーイングを浴びた同選手は、暴言を吐くなどしてサポーターに挑発的な態度を取っている。これにより、キャプテンマークを失い、ここ4試合は出番も与えられていない。冬の移籍市場で放出される話も出ている。 しかし、ジャカはアーセナルで「再びプレーする準備はできている」と語った。 ジャカは「第4審判が僕の背番号を掲げたときに自分たちのファンが大喜びして、すごく動揺した。すごく怒ったんだ」と、当時の心境を振り返っている。そして、自身に対するファンの反応は「異常であり過剰だった」と非難した。それでも「チームメートの何人かが僕のところに来てくれたのはうれしかった。彼らは僕が落ち込まないようにと励ましたんだ」とジャカは述べている。 さらに同選手は、「サッカーとキャプテンシーの話題だ。それはロンドンの多くの人にとって大きなことだと分かっている。僕はここに来てからずっと、自分のクラブに100%尽くしてきたし、選手としての自分の役割を全うしてきた。この偉大なクラブでプレーすることを誇りに思っている」とコメント。「前向きな姿勢を保って、自分がこの素晴らしいチームの一員にふさわしいことを証明していきたい」と語っている。 アーセナルは公式戦で5試合勝利がない非常事態。一度は信頼を失った前主将が救世主になることはあり得るのだろうか。

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