米利上げペース維持の見通し、リスク均衡する中-エコノミスト調査

photo : bloomberg

 

ブルームバーグのエコノミスト調査によれば、米経済成長の加速が見込まれる中でも、米金融当局は今年、利上げペースを引き上げない見通しだ。

今月5-7日に実施された同調査では、年内に3回以上の追加利上げがあると予想した回答の割合は3月の調査から若干低下した。エコノミスト予想の中央値は年内あと2回で、これは3月FOMCでの当局者予測と一致する。

回答したエコノミスト37人全員が今週12、13両日に開かれるFOMCでの0.25ポイント利上げを予想した。

投資会社ルーミス・ セイレスのチーフエコノミスト、ブライアン・ホリガン氏は、「4-6月期の国内総生産(GDP)伸び率は4%になり得るが、1-3月期はひどかった」と発言。また、通商問題や常に低迷するインフレ率、ドル高、新興市場のひずみも金融当局のより積極的な対応を妨げると説明した。

FOMC当局者らは今週のFOMC会合後に新たな四半期ごとの経済・金利予測を公表する。その30分後、パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が2月の就任以来2回目の記者会見を開く予定。

調査でエコノミストらは、FOMC経済予測の若干の上振れを予想。FOMC当局者の2018年成長予測の中央値は2.8%と、3月時点の2.7%を上回ると回答した。また19年は2.4%とした。

圧倒的な割合のエコノミストが、今週のFOMC声明には、経済見通しへの短期的なリスクは引き続き「おおむね均衡している」との文言が引き続き盛り込まれると回答。3月時点では回答の約半数だった。また、金融政策へのリスクも、3月時点と比べて、より均衡していることが示された。リスクが上振れ方向とする回答は71%から52%に減少した。

Source :

bloomberg

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