「野球の神様が打たせてくれた」智弁和歌山の黒川、乱打の延長戦でサヨナラ打

Source: sankei

 

9-10で迎えた延長十回2死一、二塁。智弁和歌山の6番黒川は打席に入る前、心の中で「野球の神様、打たせてください」と願った。

高嶋監督のサインは「打て」。外野の守備は長打を警戒して下がっていた。追い込まれてからの4球目。低めのチェンジアップを振り抜くと、強い風に乗った打球は左翼手の頭上を抜けた。二塁走者に続いて冨田が一塁から生還し、両チームで計30安打が飛び交った乱打戦は、劇的な逆転サヨナラ打で決着した。仲間にもみくちゃにされた黒川は「自分が決めるという気持ちだけだった。野球の神様が見ていてくれた」とはにかんだ。

2点を追う九回の攻撃の前、高嶋監督は「今まで練習してきたことが通用するか試せ」と選手たちを送り出した。安打と2四球で2死満塁。3番手で六回からマウンドに立ち七回に追加点を許していた平田が、左前に2点適時打を放って同点に追いついた。しかし、十回に再びリードを許してしまう。

延長戦について「絶対に勝てると思った。何点取られても取り返せる自信があった」と黒川。ふだんから帰宅後も素振りを欠かさず、「それだけの練習をやってきた」。

チームは18年ぶりの4強入り。準決勝で対戦するのは、2000年春の決勝で敗れた東海大相模。指揮官は「やり返さないと」と語り、黒川は「次は神様に頼らず自分の力で打ちたい」と固く誓った。

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