主将・石川佳純がめざした日本のチーム力 焼き肉にも

Source: asahi

 

伊藤美誠は、追い詰められていた。中国との決勝戦の1番手で、元世界ランク1位の劉詩雯を相手に最終第5ゲームは1―5。でも「あきらめなかった」

続く場面で、ネットにかかって台の前に落ちそうになった球を、踏み込んで拾い上げる。劉詩雯は強打を放ったが、伊藤はフルスイングしてフォアのカウンターを決めた。「すごく大きかった」。8―10とマッチポイントを握られても「自分のサーブだったので、チャンスはあるかなと思った」。4連続得点し、約1時間の激戦を締めた。

あきらめない気持ちを生んだのは何か。「団体戦だったから」と伊藤は言う。伊藤と同学年の平野美宇、最年長の25歳になった石川佳純を始めとする日本女子の団結力は、合宿を重ねる中で増していった。

主将の石川は年下の選手たちに積極的に話しかけたり、焼き肉に連れて行ったりして、何でも話せるチームの雰囲気作りを心がけた。「今までは自分の試合だけに集中していて、周りのことを気にしていなかった。『自分自身もやらなきゃ』という自覚が出てきた」。平野は「石川さんが引っ張ってくれて、心強かった」と信頼を寄せる。

決勝の2番手と4番手で出場した平野と、3番手の石川が敗れ、47年ぶりの金メダルは届かなかった。だが選手は口をそろえた。「確実に、中国に近付いている」。2年後の東京五輪に向け、さらに団結力を深めて中国に立ち向かう。

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