イオン「ウナギ守る」 安定調達・資源保護を強化

Source: nikkei

 

イオンは18日、ウナギの資源保護や安定調達に向け、取り組みを強化すると発表した。トレーサビリティー(生産履歴の追跡)などを徹底するほか、インドネシア産ウナギの養殖環境の改善などで世界自然保護基金(WWF)とも協力する。土用の丑(うし)の日に需要の大きいウナギだが、世界的に絶滅が危惧されている。イオンは外部連携も含め、持続的に調達できる体制を整える。

イオンはウナギの取り扱いについて、複数の方針を発表した。同社で販売するウナギについては、日本や中国で養殖される「ニホンウナギ」と「インドネシアウナギ」の2種類とした。これらは2023年までに、完全にトレーサビリティーがなされたものに限定する。

インドネシアウナギの調達に向けては、WWFジャパン(東京・港)やインドネシアの大手養殖事業者と連携。ウナギの稚魚であるシラスウナギの漁業や養殖について、環境に配慮しながら安定調達するための改善計画を立案・実行する。

さらに、商品施策については、ウナギ以外の「かば焼き」商品の開発を強化することで、代替需要を取り込む考えだ。サバや豚肉を使ったかば焼きは昨年から販売しており、関連商品の売り上げは2桁増と好調。今後も品ぞろえを拡充する。

土用の丑の日(今夏は7月20日と8月1日)で毎年注目が集まるウナギだが、水産資源の中でも世界的な危機が指摘されている。水産庁によると、今年日本で養殖場に供給されたシラスウナギの量は輸入も含めて計約14トン。歴史的な不漁となった13年以来の少なさだった。

すでに複数種のウナギについては、国際自然保護連合(IUCN)が絶滅危惧種として指定している。消費者に提供する小売り・外食企業の姿勢も今後さらに厳しく問われることになる。

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nikkei

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