葉の乾燥抑える化合物発見 生け花の鮮度保つ効果期待

Source: asahi

 

植物の葉が乾燥でしおれるのを抑える新たな化合物を、名古屋大の木下俊則教授(植物生理学)と佐藤綾人・特任准教授(合成化学)らの研究チームが見つけた。生け花や農作物の乾燥対策に役立つと期待されるという。9日、国際科学誌「プラント・アンド・セル・フィジオロジー」に発表した。

木下さんらの研究チームは、葉の表面から水分を外に出す気孔に注目し、2万5千種類の化合物の中から気孔の開閉の制御にかかわる物質を探した。その結果、9種類の化合物に気孔を閉じる作用があることを突き止めた。うち1種類をマルバツユクサの葉に吹きかけると、気孔が開くのをほぼ100%抑えられた。

バラや麦でも葉がしおれるのを抑制することを確認。この化合物の作用で気孔が閉じ、植物内の水分が逃げるのを防ぐという。

今後、実用化に向けて、農薬メーカーなどと共同研究を進めたいという。木下さんは「この化合物を使えば、生け花などの鮮度の保持や、乾燥地での農作物の栽培に役立つ可能性がある」としている。

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