「セーラームーン」人気の裏に“変身願望” 芸能人や男もハマる理由

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『美少女戦士セーラームーン』の人気が止まらない。昨年は誕生から25年の節目を迎え、初の公式ファンクラブ『PrettyGuardians』の誕生や、大規模な展覧会を六本木で開催。連日満員の盛況ぶりを見せていたほか、資生堂の化粧品『マキアージュ』とのコラボなど“大人も楽しめる”グッズの展開で、幅広い層のファンを取り込んだ1年となった。

芸能人にもセーラームーンファンは数多く、中川翔子やローラが以前からセーラームーン愛を語っていたほか、2003年に放映されたドラマ『美少女戦士セーラームーン』で共演した北川景子、泉里香らセーラー戦士メンバーは、いまでも食事会をするなど、ひときわ思い入れが強い作品のようだ。

■大手企業コラボに乃木坂46のミュージカルも 2018年も勢いつづく

2018年に入っても人気は継続。USJと組んだ『美少女戦士セーラームーン・ザ・ミラクル 4-D』では特殊グラスをかけて、セーラー戦士たちのダイナミックな変身シーンなどを4-Dで体感できるアトラクションを展開。オリジナルグッズの人気は高く、3月16日のオープン初日には、買うまでに2~3時間並ぶほどだ。

さらに伊勢丹とは「Moonlight」をテーマにしたコラボイベントを開催(大阪で17日まで開催中)し、人気ブランド『Samantha Vega』『ANNA SUI』とオリジナル商品を販売するなど、大手企業とのコラボレーションも次々と実施。また、6月8日には乃木坂46のメンバーを起用した「乃木坂46版ミュージカル『美少女戦士セーラームーン』」がスタートすることが決定している。

■「身近な人を守る」というテーマに感情移入

そもそもセーラームーンは、講談社の少女漫画雑誌『なかよし』で、武内直子氏原作のもと1992年から1997年まで連載。ドジで泣き虫、勉強も苦手な主人公・月野うさぎが、言葉をしゃべる猫・ルナに出会い、セーラームーンに変身。迫りくる敵に立ち向かう姿を描く。原作単行本は17カ国語に翻訳され、さらにアニメーションシリーズは 40 カ国以上の国で展開されるなど、日本のみならず海外にも“セーラームーン現象”を起こした。

連載時からのファンだという、専業主婦のNさん(33)は「普通の女の子が、恋人や家族など、大切な人たちを守るために戦うという、テーマがとてもシンプルなところに感情移入できる」と語る。

もともと、主人公の月野うさぎは、“王子様との運命の出会いを夢見る女の子”だったが、“戦士”として覚醒。勇敢に戦う「守られるだけの存在じゃないヒロイン像」を作り上げた。さらにNさんは大人になって“あること”に気づいたと言う。

「戦士に変身するときのセリフが『メイク・アップ!』なのも、よく考えられているなと思います。一般の女性も、戦い(仕事やデート)に出向く時に、メイクは武装だと思うので」

掲載当時、月野うさぎの年齢は14歳。背伸びをしたい時期だ。大人の女性に近づく象徴だったメイクが、時を経て「武器」へと意味合いが変化するのも、幅広い年齢の層から共感される理由となるのだろう。

■男性ファンは「“衣装だけ”が変わって強くなるのが魅力的」

ここ最近の人気は、なにも女性だけに限ったことではなく、男性にもハマる人は多い。普段からコスプレイヤーとしての活動をしており、セーラームーンのコスプレも披露した株式会社サイバード 海外事業部 海外パブリッシング部部長の倉増ひろとさんは魅力をこう述べる。

「小さい頃に見た男の子向けの“戦隊モノ”は、変身後に姿が変わってしまうことが、どうにも好きになれませんでした。セーラームーンは、衣装だけが特別なものへと変わり、強く華麗に戦っているのがとてもかっこよく映っていました」

倉増さんは、セーラームーンのように“さりげない変身”によって強くなるところに惹かれ、またそれがコスプレをするきっかけにもなったそうだ。ロシアのフィギュアスケーター・メドベージェワも18歳ながらにして大ファンであることを考えると、「愛と正義の美少女戦士」がさらにファン層を広げていくのも時間の問題だろう。

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