【検証】超音波でコーラを「熟成」したらどうなるのか? ワイン熟成マシン『Sonic Decanter』で試してみた

photo : rocketnews24

 

まず、超音波で熟成するという行為について「そんなことできるの?」と思っている人に言っておきたい。できるんです! 超音波によってワインを熟成できる『Sonic Decanter(ソニック・デキャンタ)』なるマシンが、すでに発売されているんです。ていうか、当編集部はそのマシンを所有しているんです!!

コイツを使って赤ワインを熟成させてみたところ、明らかにおいしくなったのは前回の記事でお伝えした通り。他にも、ウイスキーや日本酒などに使えるという優れものだ。はい先生! コーラは? コーラを超音波で熟成したらどうなるの!? いい質問ですね。というわけで、実際にやってみることにしたぞ。

・夢の熟成マシン

数年前にアメリカで発表され、日本でも販売がスタートした『ソニック・デキャンタ』。3万4800円とお値段はなかなかのものだが、その性能は本物だ。前回、軽めの安ワインで試したところ、重みがいくぶん増し、口当たりもまろやかになったのである。

超音波の振動により、細かい気泡でワインを攪拌(かくはん)して酸素を抜くため、劣化させることなく味と香りを引き立てるのだとか。なるほど、自分で言っていてもよく分からんが、コイツを使って世にも珍しい「熟成コーラ」を作ってやろうじゃないか。行くぜ!

・コーラを熟成してみよう

ちなみに、この日のためにわざわざ瓶のコーラを購入したぞ。瓶のジュースって、旅館の冷蔵庫みたいでなんかいいよなぁ……。それはさておき! まずは本体に冷水を入れよう。超音波エネルギーをコーラに伝えるためだ。

最大限の効果のためにはフタを開けておいた方がいいのだが、それだと熟成の間に炭酸が抜けてしまう。よって、開栓は熟成後とする。

・熟成スタート

あとはボタンを押すだけで熟成が始まるぞ。熟成時間は赤ワインと同様20分にしてみた。それではスイッチ、オォォォオオオン!

ジジジーーーーーとマシンから大きな音が鳴る中、水面がかなり振動していることが分かる。しばらくすると、瓶の中でコーラが泡立っていることも確認できた。これはいい具合に熟成が進んでいると思いたい。

・熟成コーラの完成

今回も「熟成したコーラ」と「熟成していないコーラ」の2本を用意し、飲み比べることでその違いを検証しようと思う。フタを開け、グラスに注ぐのは同じタイミングだ。さあ、そろそろ熟成が終わるぞ。歴史的瞬間だからな、カウントダウンいっちゃうか!?


はい、さん!

にー!

いち!


終~~~~~~~~~了~~~~~~~~~!

・違いはあるのか?

さっそくグラスに注ぎ、まずは見た目の違いを探る……が。

まあ同じである。熟成したからって色が変わるわけではない。

気を取り直し、実際に飲んでみるとしよう。超音波で熟成したコーラなんて、当たり前だけど初体験だ。どんな味なんだろう、ドキドキ……ゴクリ。


お、おう……。


なんていうか……コーラだな。うん。ところが、私を含むコーラ好き4名で飲み比べたところ、2つにはちょっとした違いがあることが分かった。「熟成後」を飲んでから「熟成前」を飲むと、どういうわけかちょっと水っぽく感じるのだ!

・濃くなった?

これは4人中3人が実感したことであり、つまり、熟成することで味がわずかに濃くなった……? 成分を分析したわけではないし、微妙な違いではあるが、「濃いコーラ」だなんて、なんとも夢を感じるワードじゃないか。

・結論

検証の結果、『ソニック・デキャンタ』を使ってコーラを熟成させると、わずかながら味の違いが生まれることが明らかになった。それにしても『ソニック・デキャンタ』、そして超音波のポテンシャルはかなりのものだ。いずれまた、違う飲料(食材?)で挑戦しようと思うのでお楽しみに!

▼熟成中、瓶の中でコーラが泡立っていた

▼「熟成前」の方が炭酸が強い気が……でも「熟成後」より薄い

▼「熟成後」と比べ「熟成前」は水っぽい

▼「熟成後」の方が炭酸が弱いかも

Source :

rocketnews24

Be the first to comment

Leave a Reply

Your email address will not be published.


*


three + four =