子どもを産むのが怖い人々「今後の日本を考えると踏み切れない。でも旦那の子は産みたい」と葛藤も

Source: biglobe

 

子育てをしていると、日頃から「少子化だな……」と感じることが色々あります。この春、近くの公立中学校で野球部の入部がゼロだったと聞いて驚きました。本格的に取り組んでいる子は学校外のチームに所属しているという事情はあるものの、1学年の総数は150人ほどで子どもがいないわけではありません。ただ、人数や広い場所が必要な野球は、子どもだけで遊ぶのは難しいようです。

そんな実感を裏付けるように、総務省が5月4日、子どもの日にちなみ「わが国のこどもの数」を発表しました。2018年4月1日時点の推計で、15歳未満の子どもの数は1553万人。37年連続の減少で、過去最低を更新しています。(文:篠原みつき)

子どもの数は東京都のみ増加 総人口に占める子どもの割合は過去最低に

去年、子どもの数はこれまでで最も少ない1570万人でしたが、今年はさらに17万人減りました。男女別の内訳は、男子が795万人、女子が758万人で、男子が女子より37万人多くなっています。

総人口に占める子どもの割合も、去年より0.1ポイント下がり12.3%と過去最低に。1975年から44年連続の減少となっています。

一方、都道府県別に見ると、子どもの数が増えたのは東京都のみ。出産年齢に当たる女性の数にも左右されますが、東京都は比較的、働く女性が子育てしやすい環境にあるのかもしれません。人口に占める子どもの割合が最も高かったのは沖縄県の17.1%で、最も低かったのが秋田県の10.1%でした。

人口4000万人以上の32か国の中では、日本は子どもの割合が12.3%と最低でした。韓国が13.1%、中国16.8%で、米国は18.9%。国際的にみても、日本の少子化は深刻です。

「育児資金が足りない」「PTAとかママ友達問題とか嫌だから産まない」

しかし、少子化は問題だとわかっていても、自分が子どもを設けるか否かはまた別問題です。共働きで子どもを意識的に作らない”ディンクス”(DINKSダブル・インカム・ノー・キッズ)は、2015年には360万世帯に達したといわれています。

先日のガールズちゃんねるでは、「このご時世、子供を生むのが怖い人集合」というトピックが立ちました。2000件を超えるコメントが集まり、注目の話題であることがうかがえます。

「産んでも、幸せにする自信がない」
「子供まで育てる金が足りないもん」
「PTAとかママ友達問題とか嫌だから産まないわ」

など、子を持つことに否定的なコメントが相次ぎました。他方、「私子供二人産んだけど、正解だったのかわからない」など、不安の中で子育てする声も複数上がっています。少年犯罪のニュースを見ていて、我が子が犯罪に巻き込まれる、逆に犯罪者になるかもしれない、いじめや不登校、ひきこもり、不景気や年金問題、増税など、様々な問題が並びました。

「今後の日本を考えると踏み切れない。でも旦那の子どもは産みたい」

と葛藤を抱えるアラサー女性もいます。冷めていたり怯えたり迷ったりと様々ですが、全体を覆うのは「将来に対する大きな不安」でした。「私は産んでもないし、この先産まないけど、子供を産まない人だけで作った街は絶滅なんだよね」とのコメントは、少子化それ自体が不安を煽るものでもあると分かります。

少ない子どもをみんなで大切にする世の中に

筆者も子どもに関しては、こうした不安や責任の重さに苛まれて不眠になることもあるので、気持ちはよくわかります。ですが人数が減っているからこそ、一人一人を大事に育てることや、教育機関への公的支出の割合を増やすなど、希望が持てるような手はあるでしょう。せめて、産む人も産まない人も、少ない子どもをみんなで大切にする世の中になってほしいと思います。

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