IoT/5G時代に合わせたセキュリティ機能を提供、トレンドマイクロが事業戦略発表会

Source: tech.nikkeibp

 

トレンドマイクロは2018年3月28日、2018年の事業戦略発表会を開催した。同社のエバ・チェン代表取締役社長兼CEO(最高経営責任者)は、「今後はIoT(インターネット・オブ・シングズ)のセキュリティが重要になる」と強調。IoT向けセキュリティ製品の提供などを説明した。

同社にとって創業30周年を迎える2018年は法人向け、個人向け、IoTの各分野で新規領域や新サービスの拡張を推進する。法人向けではSOC(セキュリティオペレーションセンター)支援を挙げる。「現状のSOCには未知の脅威の検知が困難だったり、大量のセキュリティアラートに基づいた脅威の優先順位付けが難しかったりするといった課題がある。AI(人工知能)技術などを駆使したツールを提供することで、企業が保有するSOCやセキュリティサービス業者のSOCサービスをより効率的にする」(チェンCEO)。

チェンCEOはIoT分野では5G(第5世代移動通信システム)への対応が必要と話す。「通信の速度や安定性、地下でも従来より電波が届きやすいといった網羅性を考えると、特に産業用IoTでは5Gが使われるだろう」(同CEO)。5Gには1つのネットワークを論理的に分割(スライス)し、端末の種類や「高速・大容量」「超低遅延」「多数端末接続」といった要件に合わせて、リソース配分や最適化などを行う「ネットワークスライシング」という技術が盛り込まれる。

5Gのネットワークスライシングに対応可能なTrend Micro Security VNFの説明図(出所:トレンドマイクロ)

トレンドマイクロでは5Gでのネットワークスライシングの利用を見越して、端末の種類を特定し、各スライスに合わせたセキュリティ機能やセキュリティポリシーの適用を可能にする製品「Trend Micro Security VNF」を開発した。既に通信事業者などに評価版を提供し、実証実験を進めているという。

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