韓国との軍事情報共有協定が破棄されたら,どんな問題が起きるのか

  日本政府が韓国をホワイト国(輸出優遇国)から除外した件への報復として、韓国が日本との「軍事情報包括保護協定(GSOMIA、読みはジーソミア)」の破棄をチラつかせていた問題で、アメリカが両国の仲介に動いている。 8月9日には、訪韓中のエスパー国防長官が文在寅大統領と会談し、GSOMIAの延長を働きかけたようだ。しかし、その前の鄭景斗・国防部長官との会談では韓国側が難色を示し、延長に否定的な姿勢を見せたとされる。 GSOMIAの自動延長の期限は8月24日だが、破棄のような事態は本当に起こりうるのか、その行方はまだ不透明だ。 では、仮に韓国の拒否でGSOMIAが破棄された場合、どういった問題が起こるのか。 そもそも「GSOMIA」とは何か 世界の国々はいずれも、自国の安全保障にとって脅威となる国やテロ組織などに関する軍事的な情報を集めている。 しかし例えば、同じ脅威にさらされている国同士であれば、互いの持つ情報を教え合うことで、それぞれの安全保障を強化することができる。あるいは、共同で脅威に対処できれば、さらに有利になるだろう。 しかし、相手国に渡した情報を 外部に漏らされる ようなこと があっ ては困る。そのため、秘密指 定の軍 事情報については しっかり と秘匿し、外部に漏 らさない 措置を とる ことを、互いに約 束す る必要 がある。そこで結ば れるのがGSOMIAだ。 GSOMIA自体は、共有する情報の レベルを決めるも ので...

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韓国の半導体産業、世界の供給網への影響も“空騒ぎ”

  「韓国に対する 輸出規 制発動」に関 する 問題で、新たな動 きがあった。かつて経済産業省貿易管理部長としてこれらの問題に対応してきた細川昌彦氏は、「韓国の半導体産業に大打撃」、「世界の供給網に影響を与える」といった見方は不安を煽り過ぎだと指摘する。8月12日、韓国が日本を輸出管理の優遇対象国から除外を決定した件についても実態上の影響はほとんどないと細川氏はみる。 8月8日、半導体材料3品目の個別許可後、最初の許可が下りたとの発表があった。 世耕 通産相は「この措置 が禁 輸 ではない ことを示す ために 公表 した」と言う。識者は「韓国 の半導体 産業への影 響は もう少 し見定 めない とわか らない」ともっともら しくコメ ント するが、実は見定...

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韓国が「中国には従順、日本には攻撃的」な理由

  私は、今の日韓関係を悪くしているのは文在寅政権で、韓国の一般の人々は日本に対し決して悪い感情は抱いていないと思っている。だからこそこれまで、文在寅氏批判は繰り返しても、韓国や韓国人に対する対応は別物として批判しないようにしてきた。 しかし、昨今の日本製品不買運動や反日行動を見ると、さすがに違和感を抱かざるを得ない。というのも、韓国人の日本に対する対応と中 国に対す るそれがあま りにも違い すぎるか らだ。しかも、その ことを 韓国人は意識していないのだから、困っ たものである。彼らは無意 識のうちに、あるいは 反射的に、中国へは追従し、日本には怒りを隠そうとしない。この思考パターンを改めずして、韓国人の 日本に対する 客観的見方も 公平な対応も期待できないと思うので、ここでは敢えて指摘したい。 中国が韓国に対して行っていることは、 以下に述べる ように相当悪質だ。なのに 中国には唯々諾々と従い、戦後、韓国の復興に力を貸し、現在は正当な 主張をしてい るだけの日本に、なぜこうも噛みつ くのだろうか。 中国が韓国にした大きな出来事を、現在から過去に遡りながら挙げてみる。 1、地上配備型迎撃ミサイル「高高度防衛ミサイル」(THAAD)配備問題をめぐり、中国は報復措置として、韓国製品不買運動、中国人の韓国旅行の販売停止などの報復を行い、韓国企業に甚大な被害を与えた。 2、中国は、高句麗は中国の一部と主張し、歴史を歪曲している。 3、中国は、朝鮮戦争に介入し、多くの韓国、朝鮮人を戦死させたばかりか、南北の分断を固定化させた。 4、元は、1231年から1273年まで、当時の高麗を攻撃し続けて、王朝を屈服させ、多くの朝鮮民族を苦しめた。...

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終わりじゃないの? 決まったはずの甲子園行きがまさかの白紙に…〈dot.〉

  今年も甲子園出場をかけた夏の熱い戦いが全国で行われているが、懐かしい高校野球のニュースも求める方も少なくない。こうした要望にお応えすべく、「思い出甲子園 真夏の高校野球B級ニュース事件簿」(日刊スポーツ出版)の著者であるライターの久保田龍雄氏に、全国高校野球選手権大会の地方予選で起こった“B級ニュース”を振り返ってもらった。今回は「ゲームセットはまだ早い!編」だ。 劇的な逆転サヨナラ弾でゲームセットと思いきや、ベンチから飛び出した選手が走者と接触したことを理由に、「アウトではないか?」と34分も揉めたのが、2006年の岐阜県大会4回戦、岐阜城北vs県岐阜商だ。 注目の強豪同士の対決は、センバツ4強の岐阜城北が9回表を終わって3対2とリード。一方、2年ぶりの甲子園を狙う県岐阜商はその裏、先頭の兼松真也が死球、1死から丹羽健太も四球を選ぶが、2度にわたる送りバント失敗で2死一、二塁と攻めきれない。だが、あと1人で敗戦という土壇場で、3番・長尾雄人が尾藤竜一(元巨人)の速球に食らいつき、左越えに逆転サヨナラ3ランを放った。  5対3で奇跡の逆転サヨナラ勝ちと思われたが、本塁打の直後、大喜びで三塁ベンチを飛び出した県岐阜商の選手が本塁に生還する前の走者に接触したことから、岐阜城北側は「走者の援助でアウトではないか」と猛抗議し、試合後の整列を拒否した。  当初審判側が「(接触を)見ていない」と答えておきながら、途中から「走者との接触はあったが、走塁援助にはあたらない」と説明の内容を変えたことも、話をこじれさせた。しかし、最終的に岐阜城北側も矛を収め、県岐阜商の逆転サヨナラ勝ちでゲームセットとなった。  試合後、岐阜城北の太田恵太主将は、県岐阜商の藤田豊平主将に千羽鶴を手渡し、「絶対甲子園へ行け!」と激励。「必ず行ってお前らの分まで頑張ってやる」と応えた県岐阜商ナインは準々決勝以降の3試合を勝ち抜いて、見事約束をはたした。  押し出し四球でサヨナラと思いきや、打者走者が喜びのあまり、一塁への走塁を怠ったため、サヨナラ勝利が幻と消える珍事が起きたのが、07年の茨城大会準々決勝、竜ヶ崎一vs水戸葵陵だ。  3対3で迎えた9回裏、水戸葵陵は2死満塁で2番打者が四球を選び、サヨナラ押し出しで初の4強入りを決めた……、否、決めたはずだった。 勝利に大喜びのナインがベンチを飛び出して抱き合うなか、2番打者もその輪に加わり、本塁付近で三塁走者を迎えようとしていた。 同じころ、サヨナラ負けに うなだ れる竜 ヶ崎一ベンチでは、飯塚 親弘 部長が「打者が(一塁に)進塁し てないぞ」と叫ん でいた。その言葉に「まだ終 わったわ けじゃ ない」とナイン は冷静さ を取り戻した。 これに対し、水戸葵陵の池上昌二監督も慌てて一塁への走塁を指示したが、遅かった……。「進塁放棄(野球規則4.09b/得点)でアウトが宣告されてしまった。 かくして、サヨナラは一転、幻と消え、試合は3対3のまま延長戦へ。こういうときは、得てして流れが変わるもの。思わぬ幸運で息を吹き返した竜ヶ崎一は10回に2本の二塁打で1点を勝ち越した。だが、このまま終わったら悔やんでも悔やみきれない水戸葵陵もその裏、「絶対負けたくなかった」という内山優史主将が起死回生の左越え同点ソロを放ち、土壇場で勝利への執念を見せる。 そして、4対4の12回、水戸葵陵は 内野...

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「俺もバルサBからオファーあった」 元バイエルン宇佐美、久保のレアル移籍に持論「堅実」

  6月24日、ドイツ1部アウクスブルクからFW宇佐美貴史が完全移籍で加入すると発表された。そして7月20日、アウェーで行われたJ1リーグ第20節の名古屋グランパス戦(2-2)で3年ぶりにG大阪のユニフォームを着て試合に出場。1-2で迎えた後半アディショナルタイム1分に劇的な同点ゴールを決めて、いきなり“救世主”となった。 ドイツでの戦いを終えたばかりの宇佐美は今、どんな思いを抱いて再びJリーグのピッチに立つのか。古巣帰還が発表されて間もない頃、大阪府吹田市の万博練習場で汗を流す宇佐美を直撃。全4回で宇佐美が思い描く現在、過去、未来をお届けする。 第3回となる今回は「10代選手のビッグ クラブ移 籍」について――。宇佐美 がJリーグ復 帰を果 たした同日(現地時間)、アメリ カ・ヒュースト ンで行わ れたインタ ーナショ ナル・チャ ンピオンズカップ(ICC)で、レアル・マドリードでの“デビュー”を飾った日本代表MF久保建英についても口を開いた。 「今、誰かに『どうやった?』と聞かれたとしても、どんなことでも全面的に話せる」 宇佐美がそうはっきり話すのは、19 歳で挑戦したバイエルン・ミュンヘン時代のこと。2011年夏、まだ10代だった「天才少年」がド イツ“絶対王者”の一員になっ たこと は日本中 で話題 なった。G大阪 の下部組 織で育ち、16歳で トップチームに昇格。 17歳でデ ビューし、2年後には...

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「ゴールはあの舞台」“激震”乗り越えた東京Vユース、恩師に見せた7発圧勝劇

  日本クラブユース選手権(U-18)大会は22日、第2節が行われ、東京ヴェルディユース(関東3)がガイナーレ鳥取U-18(中国3)に7-0で大勝した。トップチームの永井秀樹監督が見守る中、無得点だった開幕節の鬱憤を晴らすゴールラッシュを披露。24日の次節・仙台ユース戦に勝てば自力での決勝トーナメント進出が決まる。 今大会の開幕か らわず か4日前、東京Vユースには激 震が走 っていた。2017年から指 揮を執っていた 永井監督がトッ プチームに引 き抜 かれ、大舞台を目 前に体制 変更が 行われ たのだ。S級ライセン スの交付 直後とあり、既定路線 であったことも 推測される が、選手たちにと っては急転...

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「本当にやりたいこと」を探して……元日本代表・久保竜彦が瀬戸内海で「塩づくり」を始めた理由

   元サッカー日本代表FWのドラゴンこと久保竜彦さんと待ち合わせたのは、山口県・光駅。ここでインタビューをして、本土の対岸にある牛島に船で一緒に渡ることになっていた。が、現れたのは、奥様ひとり。聞けば、午前の便で先に島に渡ってしまったのだという。肩すかしをくらった取材陣は、午後の便でドラゴンを追った。(全3回の1回目/ #2 と #3 も公開中) 【写真】久保竜彦さんの現在の写真(25枚)をすべて見る 連絡船に乗って20分、緑におおわれた島が近づいてくる。瀬戸内海に浮かぶ周囲12キロの牛島(うしま)。島民は40人ほどで、漁業がその主な産業だ。クルマは一台もなく、車道も存在しない。喧噪とは無縁の自然あふれる島だ。 久保さんは、いま、この島で塩づくりをしているのだ。 牛島港に降り立ち、数分、歩を進めると、ゆらゆらと湯気を吹く木造の塩釜小屋が目に飛び込んでくる。が、ここにも、久保さんはいない。小屋の主に聞くとふらっと出て行ったままで、おそらく、浜にいるだろうという。 山の小径を上り、海岸に降りると、果たしてそこにウィンドブレーカーを纏い、サッカースパイクを履いた久保さんはいた。天然岩牡蠣を探していたのだという。それは、我々を迎えるために用意しようとした牡蠣だった。 元日本代表FWがなぜ「塩づくり」を…… ――久保さんがJリーグを経て、中国リーグの廿日市FCを最後に現役を引退されたのが2015年。なぜ、牛島で塩づくりをすることになったのでしょう? 久保 もともとじいちゃんとばあちゃんが福岡の山の中でブドウをつくったりしてて、自分も山で遊んでいて、どこか気持ちいいところがないかなあって、引退してからずっと探していたんです。現役時代にも、豚肉とか鶏肉とか、いい食い物を探してて、いろいろ回っていました。石川の山の中とか、宮崎の椎葉村とかも食材探しで行ったりして。 食べ物に興味が出たのは、26歳のときに、断食を始めてから。それまではカップラーメンも食っていたし、ごく普通のものを食っていた。でも、 その頃、腰を痛め ていて、ある 日、マリノ スのフィ ジカルコーチに山形にある断食道場に連れていって もらった ところ、身体がす っきりした。それから 、やっぱ食 は大事だ なあって思うように なって。そこか らはずっと食材を...

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宮迫さん「社長に『会見したら全員連帯でクビ』と」

   振り込め詐欺グループの宴会に出席して現金を受け取るなど一連の問題で、吉本興業から契約を解消されたお笑いコンビ「雨上がり決死隊」の宮迫博之さんが20日、謹慎処分中のロンドンブーツ1号2号の田村亮さんと共に記者会見を行った。宮迫さんは、田村さんが6月に吉本興業に謝罪会見を開きたいと伝えた際、吉本興業の岡本昭彦社長から「やってもええけど、ほんなら全員連帯責任でクビにする」などと圧力があったと主張した。 【写真】「亮、ええよおまえ辞めてひとりで会見したらええわ」と言われたと… 会見は午後3時すぎ、東京都港区のビルの地下にあるイベントスペースで開かれた。会見は吉本興業が関わらない形で行われ、詰めかけた報道陣を前に、2人は黒のスーツ姿で登場。冒頭、深々と頭を下げた。 宮迫さんは、「何よりも詐欺の被害に遭われた被害者の方々、ご家族、親族の方々に、とんでもない不快なつらい思いをさせてしまっていることをおわびさせてください。本当に申し訳ありませんでした」と語り、再び頭を下げた。 さらに、「世間の皆様、我々のことを応援してくださっている方々、とんでもない取り返しの付かないことを、迷惑をかけてしまっている関係者の方々、そして、不快な気持ちにさせてしまっている全ての皆様に本当におわびさせてください」とも述べた。 田村さんは「自 分の 口か らもち ゃんと謝 罪を伝え たいと 思 います。詐欺被害に遭 われた方々そ してその親族の方々、本当 に不快な 気持ちにさ せてしまい、嫌な気持 ちにさせてし まい本当に申 し訳ございませんでした。僕の弱い部分 のせいで、人とし てだめな部 分、そのせい で虚偽 の説明を...

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強制徴用被害者団体「安倍首相は歴史を政治に利用するな」

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