NY商品、原油6日続落 米のイラン制裁は緩やかとの見方

Photo: nikkei

 

5日のニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)で原油先物相場が小幅に6日続落した。WTI(ウエスト・テキサス・インターミディエート)で期近の12月物は前週末比0.04ドル安の1バレル63.10ドルで終えた。米政府が5日にイランとの石油や金融の取引を禁じる制裁を発動し、買いが先行した。ただ、トランプ米大統領が制裁を緩やかに進めると述べたと伝わり、取引終了にかけて下げに転じた。

米政権は5日にイラン制裁の対象を石油や金融、造船、保険に広げ、オバマ前政権が2016年に解除した制裁を全面的に再開した。原油取引に伴う決済や石油タンカーの事故に備えた保険取引も禁じられる。世界各国にも制裁に同調するよう求めており、イランからの原油供給は細る見通し。世界の原油需給が引き締まるとの見方から先物に買いが先行した。

4日夜の時間外取引では一時62.52ドルと期近物として約7カ月ぶりの安値を付けていたため、値ごろ感からの買いも入りやすかった。

取引終了にかけては売りが膨らみ、相場は下げに転じた。5日午後、トランプ大統領が記者団に「(イラン制裁は)やや緩やかに進めたい」と述べたと伝わった。個人消費の鈍化につながる原油高を回避するためという。米政府は日本や中国など8カ国・地域にイラン産原油の一時的な輸入継続を認めたとも伝わり、原油需給が引き締まるとの見方が後退した

金先物相場は続落した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)で、取引の中心である12月物は前週末比1.0ドル安の1トロイオンス1232.3ドルで終えた。中国の景気減速懸念で銅先物相場が下落し、金も連れ安した。外国為替市場でドルが主要通貨に対して上昇した局面で、ドルの代替投資先とされる金は売り優勢になった。

Source :

nikkei

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