米中貿易摩擦、北京の空に悪影響? 「黄色警報」発令も

Photo: scmp.com

 

青く澄み渡ることが多かった北京市の空が、再び大気汚染で白くかすみ出した。隣接する河北省では14日、視界不良で交通にも影響が出た。中国政府は昨年、工場の操業規制などを通して汚染対策に力を入れたが、今年は米中貿易摩擦の影響などで景気の先行きが懸念され、一転して規制を緩めているようだ。

北京市や天津市などでは13日までに、大気汚染で上から3番目の「黄色警報」が出た。北京市内の観光地はマスクをした人の姿が目立ち、河北省では視界不良のため高速道路が一時封鎖された。環境保護省の幹部は「初冬の時期となり、中国北部で次々と暖房をつけ始めたため、汚染物質の排出が増えた」との見方を示した。

中国ではかつて、冬の大気汚染が深刻な問題となっていたが、昨年は中国北部の都市などで暖房用の石炭使用を制限。企業も鉄鋼やアルミニウムの生産を減らした。その結果、昨年の北京の微小粒子状物質「PM2・5」の平均濃度は前年より約20%も減った。

ただ、今年の規制は米中貿易摩擦の影響で国内景気が鈍化するなか、昨年ほど厳しくはならなそうだ。環境保護省は、今年のPM2・5の削減目標を3%と設定。昨年のような統一的な減産目標は盛り込まなかった。

Source :

asahi

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